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事の発端
その1 幸せな融合
その2 紫色の罠
その3 台湾より愛を込めて 〜ペッパーは現れたのか?〜
その4 幸せな融合、再び
その5 劇的☆アンビリーバボー

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事の発端

ある番組で「味覚の足し算」というものをやっていました。
AとBを一緒に食べるとCの味になる、というもの。
これがまた、面白くて。
全く思いも寄らない組み合わせが並んでいてワクワクしたものです。
後日、その番組で見たものをいくつか試してみようと思い立ちました。
ここから書いていくのは、

  ・某番組で扱っていた組み合わせ
  ・それらからインスピレーションを得てついやってしまった組み合わせ
  ・別口で仕入れた情報による組み合わせ

による、味覚の足し算大作戦の記録です。


その1 幸せな融合 (バニラアイスクリーム+醤油=みたらし)


まず用意したのはこちら。

見てのとおり、バニラ味のアイスクリームとお醤油です。
これは某番組で扱っていた組み合わせとなります。
この組み合わせ、うまくいけばみたらしだんごの味がするらしいのですが。
さて、どうなることやら。

まず、混ぜやすくするためにアイスクリームの半分を取り除きます。
もちろんお腹の中にお片づけ。


次に醤油をぽたぽたぽた。
あまり多くかけない様子だったので、控えめにしてみました。


さて、混ぜ混ぜ開始。
練るべし、練りまくるべし。

程よく混ざったところでストップ。ぱくりと一口いただきます。
結果は……

う、うめー!!(感動)

これはおいしい! なんとも幸せな融合を果たしております。
バニラアイスにこんなにも醤油の香りが合うなんて。
目からウロコですよ。
ただ、みたらしの味かといわれるとちょっと首を傾げてしまいました。
どうにもクリーミー過ぎ、とろりこってりとした味わいが和のみたらしとの差異を感じさせます。
しかし、それはアイス自体の味に関わる問題なのでしょう。
私が選んだものはあまり似ませんでしたが、選ぶアイスによってはそっくりになるのかもしれません。
でも!
もうそんなことはどうでもいいくらいおいしい!
アイスのコクが数段増し、香ばしさが加わる感じです。
何度か試した結果、おいしくするコツは醤油の量を少なく留めることだと感じました。
醤油が多すぎると塩味が濃すぎて×。
ほどほどに調節すればかなりの美味です。これはいい!


ここまで終わってから、ふと思いました。
醤油を混ぜるのはおいしいとわかった。じゃあ、味噌は?

やってみよう。

でも、一口だけで試すことにしました。
もうおなか一杯だったし。
さて、実行の記録をば。
アイスのフタにアイスと味噌を一口ずつ取り、よく混ぜます。
ぱくりと一口。
……うーん、それほどおいしくはないなぁ。
特に何の味に似ていることもありません。
強いて言えば、甘い味噌ダレの味?
あえてやるほどの美味ではありませんね。ちょっと残念。


その2 紫色の罠 (ヨーグルト+豆腐=レアチーズケーキ)

さて、お次も某番組からの組み合わせ。

ヨーグルト+豆腐=レアチーズケーキ

これでいきます。
ヨーグルトは甘味をつけてあるモノを選べばいいようです。
まず最初に買ってきたのはブルーベリーヨーグルトと木綿豆腐でした。


混ぜてみました。

なんか、ぐっちょりしとる。

本当にこれでいいのか?
かなり不安です。

えーと(汗)
ど、どうですか? この紫色の誘惑!!(テンション↑で)
見た目はあんまりうまそうじゃないな じゃなくて、なんかおいしそうですよね! ね!
さて、一口いきますか。ぱくっとな。
……。
…………。
………………えぇ〜?
レアチーズケーキらしくないどころかおいしくありません。
醤油アイスのおいしさに感動していただけにちょっとがっかりです。
とにかく豆腐が強すぎ。
豆腐の匂いが濃くて鼻につきます。しかも食感がぼろぼろしている印象。
ひょっとして絹ごし豆腐じゃなければいけなかったのか?
テレビで見たとき、豆腐の断面がぼそぼそして見えたので、てっきり木綿だと思い込んでいたのですが。
うーむ、これはやり直しが必要です。

その前に。



完食。

そして、後日。
別のヨーグルトと絹ごし豆腐でも試しました。

こんな感じ。
やはり豆腐の匂いが残ります。レアチーズケーキの味とは違う気が……。
これはあまりおいしくありませんでした。
きっと「風に吹かれて豆腐屋ジ●ニー」のようなおいしすぎる豆腐を使えば美味でしょう。
でも今回の実験では、この組み合わせは失敗かな……。ちょっとしんなり気分。
さて、次に行ってみようか!


その3 台湾より愛を込めて 〜ペッパーは現れたのか?〜
     (コーヒー+紅茶=胡椒汁??、その他の悪乗り)

さて。
今度は食べ物ではなく飲み物です。
混ぜフードにハマる日々を送っていた私の目に止まったのは、某お方の日記でした。
某お方が日記に書いていらっしゃったこと。
それはコーヒーの飲み方についてです。
なんでも、台湾にはコーヒーと紅茶を混ぜて飲む習慣があるのだそうで。
そのお方はルームメイトに勧められ、一度は断ったものの後日試してみた、と書いておられました。
インスタントコーヒーとインスタント紅茶を混ぜたのだそうです。
試した感想は、「胡椒汁のような味」とのこと。
なぜか胡椒っぽい味になる、と。
しかも不味いと。

聞け、天が叫んでいる。私に「試せ」と。

というわけでさっそく試飲を決意。
まず立ちはだかった障害は我が家にはインスタントコーヒーも紅茶もないことです。
すでに飲み物として売られているコーヒー・紅茶を混ぜたドリンクでも同じ効果が得られるのか?
やや不安ではありますが、試してやろうと買いに出かけました。


購入したのはこちら。
ブラックコーヒーと少々甘い紅茶です。
意識してなるべくチープなものを探しました。
なんとなく安い方がインスタントに近いかなー、と。

以前、クソ不味い烏龍茶の化け物 ロイヤルウーロンティーで試してわかったのですが、 インスタント製品を使った場合と天然素材にこだわった場合では 破壊力が違うのです。
インスタント的な科学の力を持つ物を使った方がより危険な味になるのd……
いや、待て、待て待て待て、自分。
なぜわざわざ破壊力を求めるようなマネをするんだ!?
おいしいものを作ればいいはずじゃないか!

もう遅いんですけれどね。

結果的にそこそこメジャーな製品を買うことになったので、大丈夫だということにしましょう。
左側はコーヒーを注いでいるところ。
コーヒーと紅茶が半々になるように気をつけて注ぎ、よく混ぜました。
すると右側のように、コーヒーにしてはかなり透明度が高い感じに。

さっそく飲んでみましょう。はたしてスパイシーな味はするのか?
ごくごくごく。
……。
ん〜。あまり胡椒という感じはしませんね。胡椒の香りとは遠い出来栄えです。
そんなに飲めない味ではないかなぁという感想を抱きました。
これも使ったコーヒー・紅茶によるのでしょう。
むしろ、好きな人は好きかも知れません。
予想よりまともな味だったのが悔しいくらい。

うん、悔しいね。

そのとき突然、辺りが光に満ちた。目を開けたときに見えたものは……

あ、あれ? 何か一個増えて……。

ヤッホーィ! おいでませ、トマトジュース。

はい、やっちゃいました。
缶コーヒーと缶紅茶を買いに行ったときにね。
なんか飲みたくなって購入してしててね。
混ぜるつもりはなかったんですよ、そのときは。
うん。
後悔はしています。
だが入れた。
コーヒー+紅茶の中に、さらにトマトジュースを入れた。

どうにもいやな感じに濁った茶色の液体になってしまいました。
飲んでみると……

うっわあ、ひどい味。
これはない。これはない。二回言うほどこれはない。
トマトの香りがコーヒーの香りと混ざり、不愉快なものに変化しています。
さらに旨味ととろみが嫌な後味となって舌にまとわりつく感じ。
見た目の濁り具合が嫌悪感をあおります。これはない。
でも作ったからには飲みませんとね。
ごきゅごきゅごきゅ……。
よし、完飲。
頑張って飲みました。これはない。
自業自得でひどい目にあってしまいました。
それもこれも胡椒風味がしなかったからさ! くそぅ、午後の紅●め!
それにしても、I さんが飲んだ「胡椒汁」はどんな味だったのかなぁ(笑)









胡椒







いえーい(爆)


胡椒汁を作ってみたぜ、というわけで試飲。
あ、苦ーい。
む、む、む? ちょっと似ている!
さっき飲んだ紅ヒー(今、命名した)と似ているぞ!? すげー!
しかし、微妙な差で「不味い」の領域にありますね。
似てはいますが違います。決して、決しておいしいものではありません。
先に言ったように紅ヒー自体は平気。胡椒の匂いがないだけでずいぶん楽に飲めます。

ついでにこんなものもやってみました。

トマトジュースに胡椒。

これ、わりとおいしかったのですよ。
好き嫌いはあると思いますけれど。
トマトサラダのような味がしました。

さらに余談。
「香港ではコーヒーにレモンを入れて飲むんですよ」という情報もいただきました。
これまた別の某お方から、拙宅の掲示板へのご報告です。
こちらはまだ試してはいませんが、そのうちに〜。
なんでも香港でもいまいち人気のない飲み方なのだとか。 じゃあ試すなよ自分と思ったり思わなかったり思ったr
でも報告してくださった方ご自身は好きな味だとおっしゃっていることですし。
とりあえず、ご報告いただいたからにはいつか試そうと思っています。


その4 幸せな融合、再び (醤油ラーメン+バニラアイスクリーム=とんこつ味)

さてさて、話は戻って「味覚の足し算」としての混ぜフード。
次に試したのは「醤油ラーメン+バニラアイスクリーム=とんこつ味」です。
使ったのは生ラーメン、もちろん醤油スープ。
上に乗せた炒め野菜は白菜、たまねぎ、人参、生しいたけです。



そこにアイスクリームを投入。

量が控えめだとお思いでしょうが、気にするな。


とろり、とろけるアイスクリーム。
一見、味噌バターラーメンのバターが溶けている様子に似ています。
(あ、バターラーメンは北海道ローカル食品か)
試食してみると……。

お、お、おお? とんこつだー!!

これはかなり本格的にとんこつです! とんこつ風味!
アイスの甘味が浮くかと思ったのですが、そんなことはありません。
違和感なく溶け合い、とんこつそっくりの風味をかもし出しています。驚き〜。
思えば最初に試したアイスも醤油+バニラ。このラーメンも醤油+バニラ。
ひょっとして醤油とバニラは相性がよいのでしょうか?
醤油味のものにバニラアイスをつっこむ。または、バニラ風味のものに醤油をかける。
この試み、他の食材でも試してみたいものです。


その5 劇的☆アンビリーバボー (みかん+醤油+海苔=イクラ)

最後に試すのは「みかん+醤油+海苔=イクラ」。
太陽の果実+海の恵み+日本の心=紅い魚卵です。
私としては、今回の混ぜフード作戦の中で最もインパクトが強かった組み合わせでした。
だってみかんに海苔ですよ?
甘酸っぱい柑橘に磯の香りですよ? しかも醤油つけますよ??
おいしいのかなぁ。というか、食べ物として許容範囲内かなぁ、その組み合わせ。
疑問はつきません。
これ、本当にやっちゃっていいのか、自分?



疑心暗鬼に駆られながらも準備開始

やっぱり少しドキドキします。
よく考えられた組み合わせだとは思うのですよ。
みかんのあのツブツブがイクラのプチプチ感になるのでしょう。
海苔が磯の香りを加えることで、魚卵であるイクラにいっそう近づくのでしょう。
でも。
あの酸味はどうするのか?
みかんは甘すぎて、イクラの甘さを越えてしまうのでは?
第一、みかんは袋に入ったままの状態でいいのかしら。袋もむくべきかしら。
色んな疑問を抱いたまま、それは完成しました。



やっちゃったvv

かなりやっちゃった感がありますが、できあがり。
さっそく食べてみましょう。ぱくりとな。





!!!!!!!(驚きのあまり声にならない)





こ、こここここれは!! イクラ! イクラだ!!
すごいすごいすごい! すごい!!
本当にイクラの味になりました。驚愕です。
食べる前に気になっていた酸味は、何の違和感もなく溶け込みました。
イクラの味には酸味も含まれていたのですね〜。気づきませんでした。
甘味も違和感なし。むしろ甘味が旨味に変わってイクラらしさをUPさせているくらいです。
いくつかのみかんで試してみた結果、あまりおいしくないみかんの方が似ることがわかりました。
おいしくないというのは、水っぽく大味なもの、という意味で。
甘酸っぱさの濃い、みかんとしておいしいものだとちょっと醤油が負ける感じ。
イクラよりもフルーツっぽくなってしまいます。
しかし味の薄いみかんだと完璧なイクラっぷり。
これはすごいですよ、一度お試しアレ!
醤油をたっぷりつけるのがコツだと思います!


というわけで、『ち』による「味覚の足し算」への挑戦は一応、終了しました。
今後も気がつくたびに妙な組み合わせを試してみるつもりです。
新たな足し算の組み合わせを発見してみたいな〜という野望を抱いて、ご報告を終えます。
それでは、いつか、また!



−完−

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