雪 漠− セ ツ バ ク −
極寒の大地をフラフラ歩く。一人歩く。一人歩く。
行く手には氷瀑。凍てついた滝の姿は竜のよう。
そそり立つはブルーアイス。蒼すぎて切ない。
流れていた大量の水は全て静止。落水の轟音さえも。
凍み渡る空気。冴え渡る冷気。ここは雪の砂漠。
まぶしさに目が痛む、白すぎる大地。

続く大地のその果てにすとんと降りた空の端っこ。
白銀色に光る冬の空はどこまでもスモーキーでクリーミー。
真っ白だ、真っ白だ。白く輝く、あれは銀色の太陽。
いつまでも歩く。いつまでも歩く。いつまでも歩く。
なのに、この寒々しい景色はどこまでも変わらぬまま。
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